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2004年度医療器具導入

医療器具のバージョンアップ4機種

2004年1月に血球計算器とオートクレーブを買い替えました。

●全自動血球計数器(動物専用)

血球計算器は従来のものの自動血球計算器と違い全自動タイプで、赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値、白血球数以外に血小板数も測定できるタイプに機種変更しました。
赤血球、白血球、血小板別に血液の吸引希釈の操作せず、最初に血液を吸引させれば後は全て器械が操作して全ての検査データーを自動的にプリントアウトする優れものです。また、必要血液量は従来タイプだとの50μ必要でしたが新しいタイプでは30μと少ないのでわずかな採血量で済むので検査が楽に行えます。
8種類(プリセットで5種類、任意で3種類)の動物の測定条件がワンタッチで切り換わります。

●高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)

120℃、2気圧、20分で手術器具の滅菌に使用するものです。(温度上昇、終了後の減圧などで開始から終了まで45分程度かかる)
手術前には必ず手術器具を滅菌して使用しますので急な故障があったら手術が出来なくなります。
特に、故障はありませんでしたが、耐過年数になったため新しいタイプに機種変更しました。
2004年5月にプチクレーブと超音波スケーラーを買い替えました。

●高圧蒸気滅菌器(プチクレーブ)

オートクレーブとは(滅菌温度、時間が)違い、135度、4分で手術器具を滅菌します。開始から終了までが、僅か11分のハイスピードで滅菌が完了しますが、容量がすくないので多くは滅菌できません。
緊急の手術時に手術器具の滅菌として使用します。

●レントゲンカセッテ、増感紙

四つ切、大四つ切のカセッテ、増感紙を全て、レギュラータイプからオルソタイプ(計8枚)に変更(買い替え)しました。